2007年度(平成19年)ユーカリが丘地区社会福祉協議会事業計画
【基本方針】
地域福祉を取り巻く環境は、行政サービスから自助努力が求められる方向に大きく転換しつつあり、地域福祉の第一線で活動する地区社協の役割は、住民福祉の向上とともに福祉関係諸団体の連携を図るなど、ますます重要になってきた。
したがって、活動の成果を一層確かなものにするため、自治会、福祉施設、学校、商店会、企業、ボランティア諸団体など、街ぐるみの取り組みとなるよう努力を継続する。
さらに、従来のイベントや各種活動は、それぞれの目的を達成するため積極的に展開してきたが、高齢社会は一層現実のものとなっており、地区社協が福祉を必要とする人の身近な存在になるよう努力する。
 また、住民のご意見を集約して策定された福祉活動計画は、地区社協活動の指針となるものであり、4年間の計画期間内において達成されるよう努力する。本年はその初年度にあたり従来取り組まれてきた事項はその充実強化に、新たな取り組みや準備が必要なものは可能な限り初年度に着手する。
 
【今年度の取り組み方針】
1.高齢者対策・介護予防について
(1)何時までも健康で生き甲斐の持てる福祉の推進
(2)精神的にも満たされた地域コミュニティの確立
2.子どもの健全育成
(1)子どもの個性の尊重と、協調心の醸成
(2)のびのびと育む地域の理解と協力
(3)ボランティア活動への参加促進
3.ボランティア活動の推進
(1)各事業の円滑な推進のためボランティアの募集活動の実施
(2)地域福祉の基本であるボランティアの育成強化
(3)希望する活動とボランティアをつなぐ登録制度の実施
4.組織体制について
(1)各事業部、ブロック間の情報の共有化と連携強化
(2)公平性と地域性との調和
5.志津4地区社協の連帯
(1)4地区社協との協働による成果の拡大
(2)情報の共有化による地域連帯の確立
(3)移動サービスの志津地区普及促進
6.福祉ニーズの把握  
(1)住民福祉懇談会の開催
(2)民生児童委員との連携による住民福祉ニーズの把握と対応
(3)自治会及び地域の福祉団体との協調体制の確立
7.「いきいきサロン」、「100円喫茶」の拡大・充実など新たな「たまり場」の確保
(1)新たな実施場所の確保
(2)開催日数・時間の充実
(3)学童の居場所、子育て支援など検討し、可能なものから実施する
8.「地域まちづくり協議会」創立への参加と協力
(1)行政の実施する自治組織見直しに伴う、「地域まちづくり協議会」設置への協力
(2)福祉は街ぐるみの取り組みが肝要であり体制整備に努力する
9.福祉活動計画の推進
(1)計画は既に取り組んでいる活動の充実・強化を図るものが多いが、その中で地区社協が主体的に取り組むことが求められているものについては、実績を再評価しつつ必要な見直しを行い努力する
(2)福祉活動計画推進委員会の設置
 地区社協活動の中で的確に推進するため、理事会の諮問機関として設置する
@福祉活動計画の推進状況の評価・チェック
A佐倉市福祉計画との整合性の確認
B理事会への報告・提言
10.広報活動の推進
(1)広報誌の発行による社協活動の理解促進
(2)HPの毎月更新による的確な情報発信
(3)地区社協の認知度を高める活動の推進
@のぼり旗を必要数確保し100円喫茶などの会場に掲示する
Aポスター、チラシの効果的な活用と掲示板の利用促進
12.研修の効果的推進
(1)福祉委員研修の実施
(2)一般市民を対象とする福祉研修の実施
(3)バリアフリーの理解促進のため、研修・交流の実施
13.先駆的福祉事業の推進
(1)移動サービスの普及促進
@現行制度周知のための広報活動及び、運転ボランティアの募集
A法を遵守する中で、利用範囲、対象者拡大の検討
(2)「見守り制度」(仮称)の検討及び自治会との連携
@災害時救援のための情報の収集
A日常生活の中での緊急事態への対応
B各自治会との協調体制の確立
C支援体制のネットワーク化 
(3)住民福祉懇談会により提起された福祉ニーズへの対応
14.井野中学校の福祉教育推進校指定に伴う協力
(1)福祉教育連絡協議会の設置などにより、具体的事業に関係団体とも連携し協力する
15.財政基盤の確立
(1)会員加入促進活動の展開
(2)ふれあい福祉バザー・ユーカリまつり出店等収益を確保する事業の展開
(3)福祉ニーズに伴う新たな事業化に対応する福祉基金の充実
以   上